北摂を学ぶ(第3回および第4回)
第3回 北摂の金融史
明治以来、日本の金融史にしたがって、大阪府の地方金融史の中で、北摂の金融がどのような形態を取って
発展してきたかを、茨木市、箕面市、吹田市、高槻市、豊中市、池田市の各市史を資料に、高度成長が終わるまで、
述べる。
第4回 地域金融の課題
1980年代から、関西経済は停滞期に入り、人口減少に転じた。1990年から、2003年まで、日本経済のエネルギーが失われ
関西経済もチェンジ、チャンス、チャレンジの原動力を失った。不良債権の処理がおわり、リーマンショックまで、中国の成長特需に
チェンジ、チャンス、チャレンジの原動力を回復しつつある。その経済構造の変化に北摂の地域金融も変化しつつある。
第二次世界大戦までの大阪とアジア経済の密接な関係が、パートナーシッという新しい関係を築くことによって、物心両面に渡る
アジアの発展に寄与する、関西の復活が期待されている。
講義では、北摂の資金需要と資金供給の新しい方向性に焦点を当てて、富の有効活用と投資の促進を金融が担えるかどうか
考える。
準備学習の内容 北摂地域 (高槻市、茨木市、摂津市、吹田市、島本町 豊中市、池田市、箕面市、豊能町、能勢町)について
インターネットで明治以来の発展を調べる。
評価方法 平常点50%、最終試験50%で評価する。
テキスト パワーポイントの資料配付 その他資料配付する。2回の担当分、最終試験の問題はそれらから出題する。
参考書 授業中に指示する。
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